保険営業のニーズ喚起のコツを知りたいな。
できれば、成果の出るセールストークの例文も知りたいんだよな…
こんな疑問にこたえる記事です。
今回は、初心者でも超カンタンにできるニーズ喚起をまとめました😌
僕、ナカウラのカンタンな経歴です。
- テレアポの保険営業の経験は10年以上
- 年収は600万円くらい
- 採用・育成の経験は8年以上
- (おそらく)個人では、過去3,000件以上のアポを獲得
記事の信ぴょう性の担保になるかと。
この記事でわかることは下記のとおりです。
- 説得力を上げるニーズ喚起の方法
- セールストークの例文
結論、自信をもって押せるようになるはずです。
本題に入る前に、1つ大事なことです。
根拠となる理由を理解しておく(※参考データも載せています)
理由を理解していると、あなた自身の言葉で自信満々に伝えられるからです。
僕が使っていた方法で、実際に成果が出たので、安心してご活用ください!
セールストークの例文は、紙に出しておくと、実践で使いやすいです!
保険営業のニーズ喚起の話法5選【セールストークの例文つきで解説】
結論、ニーズ喚起の話法は下記の5つです。
- 【健康ボーナス】「掛け捨て」ではない方がいいです
- 【入院一時金】入院日数が短い今なら多くもらいやすいです
- 【死亡保障】実は医療保険より優先順位は高いのです
- 【3大疾病一時金】保障できる範囲は広い方がいいです
- 【ガン治療保険】ガン一時金とセットで準備するべきです
念のためですが。
では、順番に解説しますね。
【健康ボーナス】「掛け捨て」ではない方がいいです
結論、掛け捨てではない=健康ボーナスを使います。
なぜなら、掛け捨てはモッタイナイと思う方が割と多いので。
今回の5選の中でも、特にカンタンで初心者にオススメです😌
健康ボーナスを使った具体的な例文
参考にこんな感じです。
毎月の保険料が掛け捨てだと、モッタイナイって感じませんか?
今日、お電話したのは、もし3年間で入院がなかったら●万円戻ってくる保険があるんですね😌
なんかテレビのCMでやってたような~…
そうなんです!
掛け捨てよりも、お金が戻ってきた方がうれしいじゃないですか?
だから、見直しをされる方がいるんですよ😌
でも、私は年もいってるから、どうせ保険料も上がるんでしょ?
いえ!今と同じくらいの保険料に、調整できるのでご安心ください😌
健康ボーナスのポイント
結論、「同じくらいの保険料なら、掛け捨てはモッタイナイ!」と思わせるニュアンスを入れるんです。
なぜなら、人は自分が得をしたい<損をしたくないと考える生き物だから。
保険会社によっては、多少の違いはあります。
- 期間の違い(3年間、5年間など)
- 入院日数の違い(入院をしても、〇日以内なら受け取れるなど)
この機会に勉強してみてください😌
健康ボーナスはめちゃくちゃカンタンなのに、割と響くので、ぜひ使ってみてください!
【入院一時金】入院日数が短い今なら多くもらいやすいです
結論、入院一時金を使います。
なぜなら、今は入院日数が割と短いので。
厚生労働省の患者調査(令和2年度)によると、病院の退院患者の約83%が30日以内です。
出典 「患者調査(確定数 )の概況 令和2年度」(厚生労働省)を加工して作成
入院一時金を使った具体的な例文
参考にこんな感じです。
今って入院が割と短いじゃないですか?
今日、お電話したのは、入院した時にまとまって〇万円もらえるって、保険があるんですよ!
最近、病院はすぐに追い出されるって、聞きますよね~…
そうなんです!
実は厚生労働省の令和2年の患者調査によると、約83%の方は1カ月以内に退院されてるんですね。
ガンでもあまり入院させてくれないって、聞くからね~
短いらしいですよね😅
なので、入院した時に例えば10万円もらえます!みたいな保険が人気なんですね😌
同じ位の保険料なら、多くもらえる方がいいじゃないですか?
だから、見直しをされる方がいるんですよ!
入院一時金のポイント
結論、入院一時金をつけた方が、多くお金がもらえる可能性があると伝えることです。
具体的な例です。
- 日額5,000円の場合:日額5,000円×20日=10万円
- 日額3,000円と入院一時金6万円の場合:日額3,000円×20日+6万円=12万円
20日入院した場合、日額3,000円と入院一時金6万円の方が多くもらえるんですね。
数字でみると、よりわかりやすいですね😌
ちょっとした応用テクニックなんですが、同じくらいの保険料で
・入院日額を「敢えて」下げる
・1回の入院日数を60日型から30日型にする
・そのかわりに、入院一時金を大きくしてインパクトを出す
こんな手法も使えましたね😌
【死亡保障】実は医療保険より優先順位は高いのです
結論、死亡保障を使います。
なぜなら、葬儀代を気にする方は割と多いので。
下記のように、今は家族葬が多い時代です。
出典 2022年版 全国エリア別葬儀費用に関する調査 株式会社ユニクエスト
家族葬の費用は、100万円以下が多いです。
出典 2022年版 全国エリア別葬儀費用に関する調査 株式会社ユニクエスト
70歳以上は医療費はそこまでかからない
なぜなら、若い世代よりも公的保険が手厚いので。
具体的には下記のとおりです。
結論、医療費はそんなにかかりません。
ただ、葬儀代は多くの人にとって必要なお金。
今の日本は、とにかくインフレ、物価上昇。
だから敢えて、医療保障を下げて保険料を落として、その分で死亡保障の提案をするんです。
死亡保障を使った具体的な例文
今、死亡保障には何かお入りですか?
いや~…たしか死亡保障はなかったような…
そうなんですね😓
70歳を過ぎると、医療費はそんなにかからないじゃないですか?😅
だから、敢えて医療保障を少し下げて、その分で死亡保障をご準備される方もいるんですね!
そりゃ~死亡保障もあった方がいいとは思うけどね…
でも、医療保障を下げるのも心配だよね…
そうですよね。たしかに心配かもしれないですよね💦
ただ、高額療養費制度があるので、(所得にもよりますが)1カ月の医療費は約6万円ですむんですね。
葬儀代は必ず必要なお金じゃないですか?
同じくらいの保険料を払うなら、死亡保障の方が優先順位が高いって考え方なんですね😅
死亡保障のポイント
ここまでを整理しますね。
- 「死亡保障に入っているか」を先にお客様にヒアリングする
- 医療保険よりも死亡保障の方が、優先順位が高い根拠を伝える
- 公的保険が手厚い旨を伝える
- 同じくらいの保険料で、医療保険を少し下げる代わりに死亡保障の提案をする
シニア女性のお客様は割と死亡保障のニーズがあるので、
ぜひ使ってみてください!
【3大疾病一時金】保障できる範囲は広い方がいいです
結論、3大疾病一時金を使います。
なぜなら、保険会社や商品によっては、病気の範囲の定義が違うから。
- ガン=悪性新生物、上皮内新生物が両方とも対象か
- 心疾患=急性心筋梗塞だけではないか
- 脳血管疾患=脳卒中だけではないか
特に「心疾患」の定義には、気をつけるべき!
実は急性心筋梗塞の割合は心疾患全体のたった2.7%
下記のグラフを見てください。
出典 厚生労働省「令和2年患者調査」を加工して作成
実は急性心筋梗塞の割合は心疾患全体のたった2.7%。
心疾患の多くは下記です。
- 不整脈及び伝導障害
- 狭心症
- 心不全
心疾患の対象が急性心筋梗塞だけの場合、見直すべきといえますよね😅
3大疾病一時金を使った具体的な例文
大前提ですが、お客様がすでに3大疾病一時金に入っていた場合に使えます😅
参考にこんな感じです。
今、お入りの3大疾病の一時金なんですが、心臓についての保障の範囲ってご存じでですか?
いや、入ってからは中身はほとんど見てないんですよ…
そうですよね…なかなか見ないですよね…😅
ただ実は、何年か前に入られていた場合、心臓に関しては、急性心筋梗塞しか対象にならない場合があるんですね。
はぁ~…
仮に不整脈や狭心症、心不全なんかで入院したとするじゃないですか?
こういった場合に、一時金はもらえないんです。
え?もらえないの?
そうなんです…😰
しかもですね、厚生労働省の令和2年の患者調査によると、急性心筋梗塞の患者さんは、心疾患全体の患者さんのたった2.7%なんですよ😨
同じくらいの保険料なら、保障の範囲は広いに越したことがないじゃないですか?
【応用編】証券をもってきてもらう
少し応用編ですが、僕がよくやっていた手法を紹介します。
だいたいのお客様は、覚えてません😅
- 心疾患は急性心筋梗塞しか出ない可能性があるから
- 急性心筋梗塞の患者は、心疾患全体の約2.7%
とりあえず確認だけはした方がいいですよ~😂
例えば、不整脈や狭心症、心不全の場合は対象にならない可能性がある旨を伝えます。
やや恐怖心を駆り立てる感じで話すのがコツです😌
いっしょに中身を確認する。
もし、自分の入ってる保険の保障が実は範囲が狭かったって、知ると嫌じゃないですか?😅
お客様に教えてあげる感じです!
【ガン治療保険】ガン一時金とセットで準備するべきです
結論、ガンの治療には、ガン一時金+ガン治療保険の合わせ技の提案です。
- ガン一時金=ガンと診断されたときにもらえる一時金
- ガン治療保険=抗がん剤や放射線治療などを受けたときに毎月〇万円もらえる(※支払回数が無制限であることが多い)
ガンは入院よりも通院が増えています。
出典 厚生労働省「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」(令和5年3月版)
ガンの治療が長引いた場合に、ガン治療保険でまかなう目的。
ガン治療保険は割と最近の保障なので、入っていない方も割といます😅
ガン治療保険を使った具体的な例文
参考にこんな感じです。
今って、ガンは通院が多いってよく言われるじゃないですか?
例えば、抗がん剤やホルモン剤で、1年以上も通院されてた方も実際にいたんですね。
ガン治療給付金では、毎月〇万円がもらえるって保障なので、仮に1年通院すると、◇◇万円(〇×12ヵ月分)もらえるんですね!
実際に僕がよく使っていた提案例です。
- ガン一時金を50万円
- ガン治療保険を毎月5万円
そんなに保険料の負担にもなりません。
通院が長引いても、ガン治療保険は毎月もらえるから安心だと伝えるんです😌
まとめ(保険営業のニーズ喚起の話法5選)
この記事をまとめます。
保険営業のニーズ喚起の話法で、実際に成果が出た5選です。
- 【健康ボーナス】「掛け捨て」ではない方がいいです
- 【入院一時金】入院日数が短い今なら多くもらいやすいです
- 【死亡保障】実は医療保険より優先順位は高いのです
- 【3大疾病一時金】保障できる範囲は広い方がいいです
- 【ガン治療保険】ガン一時金とセットで準備するべきです
あなたが使いえそうなモノから、実際にぜひ使ってみてください!
根拠となる理由を、おさえてくださいね😌
あなたが自信をもって伝えると、共感するお客様が、必ず現れるはずです。
ご参考になればうれしいかぎりです😂
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!!